家づくりを進めていく中で様々な言葉が飛び交います。
一つのことを表すのに複数の言い回しがあります。
家づくりを何度も経験されている方だとそこまで困ることはないかと思いますが、ほとんどの方にとって家づくりは初めての経験だと思います。
そこで今回は、そんな家づくりにおける言葉の違いとしてキッチンに着目し、アイランドキッチンと対面キッチンの言葉の違いを説明します。
□対面キッチンとは?
対面キッチンとは、キッチンに立った時にダイニングやリビングが見渡せるような構造になっているキッチンのタイプ全てを指します。
対面キッチンの中でもキッチンから見て目の前に何も遮るものがないタイプをオープンキッチン、目の前にカウンターが付いていたり、壁に面している場合はセミオープンキッチンと表現されることがあります。
そして、対面キッチンは大きく5つほどに分けられ、その中の一つにアイランドキッチンが含まれます。
アイランドキッチン以外にも、ペニンシュラキッチン、I型キッチン、セパレートキッチン、L型キッチンというタイプがあります。
□アイランドキッチンとは?
アイランドキッチンは対面キッチンの中でも、キッチン部分に壁など面するものがない、独立した島のような形式になっています。
料理番組や料理コーナーではアイランドキッチンタイプをよく見かけます。
見た目のインパクトが大きく、スッキリと清潔感のある印象を持ちやすいです。
対面キッチンと言えばアイランドキッチンを連想される方が多いほど、代表されるタイプです。
アイランドキッチンのメリットは何と言っても、開放感です。
キッチン部分に何も面していないため、キッチンの周りをクルクル回れるほど移動の動線がスムーズですし、複数人で料理をする際にも窮屈になりません。
調理、配膳、後片付けなど全ての動きが効率化しやすいと思います。
そして、アイランドキッチンは基本的におしゃれなデザインが多いです。
独立したキッチンですので、いろいろな選択肢を取りやすく、どのようなお家であっても雰囲気がマッチするものを探せるかと思います。
ただ、独立して開放感がある分、スペースが必要です。
LDKの広さが狭いと、せっかくの移動のしやすさが半減してしまいます。
余裕のあるLDKの広さがあった方が、アイランドキッチンの魅力を最大限発揮することができます。
□まとめ
今回は、家づくりにおける言葉の違いとしてキッチンに着目し、アイランドキッチンと対面キッチンの言葉の違いを説明しました。
アイランドキッチンは対面キッチンの一つですが、アイランドキッチンの認知度が上がり、対面キッチン=アイランドキッチンのように誤解して広まっているかと思います。
このように言葉の意味が違えど、何か損をするわけではありませんが、しっかりと理解、納得いただいた上で家づくりを進めるために、わからないことはどんな細かなことでもご相談ください。