高気密高断熱の家では室内干しがオススメです!

高気密高断熱の家では室内干しがオススメです!

みなさんは洗濯物をどこで干しているでしょうか。
敷地面積の関係で、部屋干しをしている方は少なくないと思いますが、なかなか乾かないですよね。
そこでオススメなのが高気密高断熱住宅です。
この記事では一般的な住宅と高気密高断熱住宅に分けて室内干しについて解説します。

□室内干しをすると結露が起きる可能性があります!

特に冬に室内干しをすると結露が起きる可能性があります。
これは温度差と湿度に起因します。
濡れた洗濯物を室内干しすると、室内の湿度が上昇しますよね。
たくさんの水蒸気を含んだ空気が外部と接している窓ガラスに触れると、一気に冷やされます。

空気が冷やされると、空気中に溶け込む水蒸気量は小さくなるため、空気中に馴染めなくなった水蒸気が水となって現れます。
これが結露が起きるプロセスです。

では、冬でも室内干しをするべきではないのでしょうか。
実は高気密高断熱住宅だと問題なく部屋干しできます。
後半では、高気密高断熱住宅で室内干しをするメリットについて解説します。

結露の窓
断熱性能が低い家は結露がしやすい

□高気密高断熱住宅で室内干しをするメリットとは?

高気密高断熱住宅で室内干しをするメリットは「湿気の出入りが少ない」「冬でも部屋が暖かい」の2つです。
つまり、洗濯物が短い時間で乾きやすくなるということですね。

1つ目のメリットである、湿気が入ってこないと乾きやすいことはわかっていただけるかと思いますが、2つ目のメリットである部屋が暖かいことと洗濯物が乾きやすいことはどのような関係にあるのでしょうか。
これを理解するには洗濯物が乾くという現象を知る必要があります。

洗濯物が乾くということは、洗濯物に含まれていた水分が空気中に移動することを意味しています。
そのため、空気中に含むことができる水分量である飽和水蒸気量が多いほど、乾きやすくなるということをわかっていただけるでしょう。
部屋が暖かいと、空気中に含むことのできる水蒸気量が大きくなります。

例えば、温度が35度で湿度が60パーセントの場合と、温度が10度で湿度が60パーセントの場合だと、空気中に含まれる水蒸気量は、前者の方が4倍もの差があるとされています。

洗濯物

□まとめ

高気密高断熱な家で室内干しをするメリットを解説しました。
一般的な住宅で室内干しをすると結露が起きる可能性が非常に高いですが、高気密高断熱住宅では問題なく室内干しができます。
土地が狭くてなかなか屋外で洗濯物を干せないという方は、ぜひ高気密高断熱住宅を検討してみてくださいね。

外断熱×全館空調を備えた高気密高断熱注文住宅のコンセプトページもぜひご覧ください。

地震に強い家 職人一同

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