熱だまりとは、部屋に熱がこもることを言います。
空気の循環ができていないことや熱がこもりやすい部屋の設計になっていると熱ごもりが生じる部屋となります。
そこで今回は、生活の快適さを阻害する熱だまりについて、熱だまりが生じる住宅のポイントと、すぐに解消する方法をご紹介します。
![温室計](https://cozyhousing.co.jp/wp-content/uploads/2022/09/b90068afe64c59d3fcfa91919bcfd7f5.jpg)
□熱だまりが生じる住宅のポイントをご紹介します!
*鉄筋コンクリート造りである
鉄筋コンクリートで造られた住宅は、木造建築よりも断熱性や気密性が高く、冬には熱を逃しにくいことで過ごしやすいというメリットを持ちますが、夏には、部屋の中でこもってしまった熱を外に逃しにくい性質があります。
*日光が入りやすい造りになっている
日向で寝ると体が暖かくなるように、日光が当たることは部屋の気温を上げてしまいます。
一番注意すべきなのは、日差しが強く当たる西向きの部屋です。
夏は夕方に部屋が暑くなるため、夜まで熱ごもりが生じて過ごしづらい部屋になってしまいます。
また、日光が当たる屋上から熱が伝わる最上階も熱だまりがよく生じます。
*空気の通り道が作れない窓の配置になっている
熱を逃す一番のコツは換気となります。
窓が換気の難しい配置になっているとうまく換気ができずに熱だまりが生じます。
窓が部屋の中にひとつしかない場合や、一つの面にのみ設置されている場合には、窓を開けても換気の効率が悪くなります。
![暑い部屋](https://cozyhousing.co.jp/wp-content/uploads/2022/09/fd2aa08ca35a7a7bff7aa3d4038b705d.jpg)
□熱だまりをすぐに解消する方法とは?
昼間の熱気が夜までこもってしまうこともある熱だまりですが、帰宅時に部屋が暑くなっていたことに気づいた場合などにこの熱ごもりをどうやって解消するのかをご紹介します。
まず初めに、窓を開けることです。
午前中や夜など、室内よりも外気の気温が低い際にはこの方法が有効です。
対角線上にある窓を開けて空気を入れ替えることで空気を入れ替えることが可能です。
扇風機を使って空気の流れを早くするとより効果的です。
ただ、外の気温の方が暑い場合や室内と外の気温が同じ場合にはこの方法は有効ではありません。
次に、エアコンをつけることです。
窓を開けて換気をしながら、エアコンを自動運転にすることがおすすめです。
部屋が冷えてると感じることができたら、窓を閉めて冷気を閉じ込めましょう。
![エアコンのある部屋](https://cozyhousing.co.jp/wp-content/uploads/2022/09/396d64bd94b5b132ba49b2c3e60f9522.jpg)
□まとめ
今回は、生活の快適さを阻害する熱だまりについて、熱だまりが生じる住宅のポイントと、すぐに逃す方法をご紹介しました。
今回ご紹介した内容を参考に熱だまり対策を行っていただけると幸いです。
住宅の間取りについてお悩みがあれば、ぜひコージーハウジングまでご相談ください。
外断熱×全館空調を備えた高気密高断熱注文住宅のコンセプトページもぜひご覧ください。
![地震に強い家](https://cozyhousing.co.jp/wp-content/uploads/2022/01/44b46170034dce3960a5deec0bf863f0.jpg)