木造住宅の種類として在来軸組工法と枠組壁工法の違いについて解説します!

木造住宅の種類として在来軸組工法と枠組壁工法の違いについて解説します!

日本の戸建て住宅の約70%は木造住宅だと言われており、古くから日本では親しまれてきた建築方式となっています。
そんな木造住宅は、鉄骨などと比較した際に建築コストを低減できるだけでなくて、その温かみなどが人気です。
今回は、在来軸組工法と枠組壁工法の違いについて解説します。

木造軸組工法の家

□木造住宅の種類とは?在来軸組工法と枠組壁工法の違いについて

まず、在来軸組工法は、日本で最も多く建てられている伝統的工法です。
柱や梁、筋交いを組み合わせて軸組を作ります。
そして、建物を「線」で支える工法となっています。
設計自由度は高いです。
それゆえ、比較的広い開口部を作れるという魅力があります。

対して、枠組壁工法は枠材に面材を緊結させて「壁」を作ります。
そして、その壁を組み合わせて家を作り上げていく工法になります。
在来軸組工法が「線」で建物を支えていたのに対して枠組壁工法は「面」で支えるイメージです。

□木造軸組工法のメリットとは?2点ご紹介します

両者の違いについてご理解いただけたでしょう?
木造住宅を検討している場合は、把握しておくことが大切です。
ここでは、木造軸組工法に焦点をあててそのメリットについて解説します。

まずは、前項でも述べた開口部を取りやすい点です。
木造軸組工法では、柱で建物を支えているため、点と点の距離を自由にできます。
そして、壁に大きな開口部が作れるのです。
面で構造物を支える木造枠組壁工法と比較して、壁を抜きやすいです。

そして、柱と柱の感覚が開いた空間のある間取りや大きく開口した窓を作りやすいです。
そのため、開放感のある家を作れます。

続いて、間取りの自由度が高い点です。
木造軸組工法は点と点を結ぶように柱や梁を備えます。
それゆえ、点の位置によって空間やサイズを自由に決定できます。
1つの面のサイズが決まっている木造枠組壁工法と比較して、間取りの自由度が高いです。
特にリフォームで間取りを変えたり、増築も簡単にできるのが特徴であったりするため、後々そのような検討をすることが予想される場合はおすすめです。

木造軸組み工法

□まとめ

今回は、在来軸組工法と枠組壁工法の違いについて解説しました。
両者の違いをご理解いただけたでしょうか?
また、木造軸組工法のメリットを把握して、木造住宅を検討される場合は参考にしてみてください。
注文住宅を検討されている方は、ぜひコージーハウジングまでお問い合わせください。

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