玄関は家の顔となるスペースなので、特に注意しながら考える必要があります。
しかし、家の他の部分を意識しすぎるあまり、玄関づくりに失敗するケースは多い傾向にあります。
そこで今回の記事では、玄関のタイル選びでよくある失敗例をご紹介します。
□玄関のタイルでよくある失敗例について
玄関のタイルを選ぶ際、色で失敗するケースは非常に多いです。
以下では、色選びで玄関タイルを失敗したケースを2つご紹介します。
1つ目は、実際にタイルを敷き詰めたら色が薄かったケースです。
玄関タイルを選ぶ際、実際に施行されたタイルを見られれば良いですが、サンプルを見て決める場合が多いでしょう。
色は、面積が広いほど薄い色合いに見える傾向があり、サンプルと色が違ったというケースはよくあります。
そのため、迷うのであれば少し濃い色を選ぶ方が、イメージとの違いを防げる可能性が高いです。
2つ目は、内装や外観にマッチしなかったケースです。
玄関タイルだけに集中して決めてしまうと、そのほかの部分と色が合わず、失敗するケースがあります。
例えば、レンガのような色合いのタイルは、おしゃれで汚れが目立ちにくく人気がありますが、合う・合わないがはっきり分かれます。
そのため、タイルと内装・外観のバランスが取れているかを、決める段階から考慮しておく必要があるでしょう。
□玄関タイル選びのポイントについて
玄関タイルを選ぶ際、いくつかのポイントを考慮することで、新築でも後悔しないタイルを選べます。
以下では、玄関のタイル選びのポイントについて解説します。
*掃除のしやすさ
土足で踏み込む玄関では、泥や砂で最も汚れやすい場所とも言えるので、掃除しやすい床材を選ぶと良いです。
また、玄関は開け閉めする回数も多い場所なので、ホコリやゴミも入ってきて汚れが溜まりやすいです。
タイルを選ぶ際は、ほうきや雑巾で楽に掃除でき、汚れに強いものを選ぶと良いでしょう。
目の細かいタイルを選ぶ場合、目地部分にゴミが溜まってしまうので注意しましょう。
*汚れの目立たなさ
先に記述したように、玄関は家の中でも汚れやすいスペースなので、色選びで汚れを目立たなくすることもポイントです。
ブラックやグレー、ブラウンなどの濃い色のタイルは、汚れが目立ちにくいので、掃除する時間があまりない方には特にオススメです。
しかし、暗い色でまとめてしまうと、重たい雰囲気になってしまう場合が多いので、質感や全体のバランスを考えながら選ぶと良いでしょう。
□まとめ
今回は、玄関タイルでよくある失敗例をご紹介しました。
家全体のバランスを考慮しながら、玄関タイルを選ぶと失敗を防げます。
家づくりに関する悩みや質問等ありましたら、ぜひコージーハウジングまでお気軽にご相談ください。
外断熱×全館空調を備えた高気密高断熱注文住宅のコンセプトページもぜひご覧ください。