最近の住宅雑誌やインターネット上の事例には、「吹き抜け」のあるおしゃれな住まいがたくさん紹介されています。
吹き抜けのある間取りのお家に憧れを持っている方も多いかと思います。
ただ、これから長い間生活を共にするマイホームですので、憧れだけではなく、しっかりと今後の生活も豊かになるように考慮しなければいけません。
そこで今回は、吹き抜けのある間取りでおしゃれさと機能性を兼ね備えるためのポイントをご紹介します。
□お家自体の性能を高めること
吹き抜けは、下の階の天井と上の階の床を取り除き、上下階を一つの空間に繋ぎますので、広々とした開放的な空間が魅力です。
窓も高い位置に配置することができますので、お部屋の光の入り具合は他の部屋よりも多くなり、明るくなりやすい特徴があります。
ただ、開放的な分お部屋の温度調整が一般的なお家だと難しくなります。
というのも、基本各部屋にエアコンを設置されることが多いと思いますが、吹き抜けがあることで、一般的な6畳や8畳用のエアコンだと力不足です。
これから暑くなる日が増えますが、なかなかお部屋が涼しくなりません。
この問題を解決するために、お家自体の性能を高めることが必要です。
具体的には、気密性能と断熱性能です。
気密性能と断熱性能を高めることによって、外からの温度の影響を遮り、部屋から外に出ようとする温度の流れも遮ることができ、冷暖房で調節した快適な温度をお家全体に循環させることができます。
そうすることで、広々とした吹き抜けの空間であっても、季節を問わず快適に過ごしていただくことができるのです。
□吹き抜け空間をおしゃれにするコツ
＊窓の配置や種類
窓の配置やデザインによってお部屋の光の入り具合が変わります。
そして、外から見た時の窓の配置やデザインでお家全体の印象も変わります。
壁一面の大きな窓や横にスリットが入った窓、スタイリッシュな印象になる縦スリットが入った窓など様々なパターンがございますので、いろいろな種類を組み合わせて選んでみてください。
＊照明器具
高さがある空間だからこそ、通常のお部屋よりも選べる照明器具の種類が増えます。
ブラケットライトやスポットライトなど上からの照明だけでなく、横の照明や明暗のコントラストなど組み合わせを試してみてください。
＊梁をインテリアとして活用
お家の構造によって変わりますが、梁(りょう、はり)という柱の上に横たえて、屋根を支える構造体の部分を露出させて、空間のアクセントとして活用するのもおすすめです。
□まとめ
今回は、吹き抜けのある間取りでおしゃれさと機能性を兼ね備えるためのポイントをご紹介しました。
どのようなお家であってもデザインだけでなく、機能性も考慮することで、長く快適に暮らせるマイホームを実現することにつながります。
家づくりのパートナーをお探しの方は是非一度コージーハウジングまでご相談ください。
