高気密高断熱住宅の基準とは?メリットもご紹介します!

高気密高断熱住宅の基準とは?メリットもご紹介します!
コージーハウジングのモデルハウスの外観

高気密高断熱住宅についてご存じの方はいらっしゃいますか。
室内の温度や湿度を一定にたもつだけではなく多くのメリットがあります。
しかし、高気密と高断熱とはどのように決まるのでしょうか。
今回は、高気密高断熱住宅の基準とメリットについて解説します。

□高気密高断熱住宅の基準とは?数値についてご紹介!

高気密高断熱住宅であるという基準は、日本では明確に決まっていません。
住宅メーカーが数値を示している場合もありますが、それぞれ独自で定めたものなので、数値の意味について理解していることが重要です。
ここでは、高気密高断熱住宅で提示される数値の見方について解説します。

高気密高断熱住宅で使用される数値は2つあります。

1つ目は、機密性能を表す数値で「C値」と呼ばれるものです。
「C値」は、床面積1平方メートルあたりどれくらいの面積の隙間があるか表したものです。
数値が小さいほど隙間が小さく、気密性が高いということになります。

昔の次世代省エネ基準でも、気密性の基準が示されていましたが、C値が高すぎると指摘されていました。
また、北海道のような寒冷地での住宅の気密性を、他の地域よりも高く設定している会社もありますが、どの地域でも同じC値を設定している会社もあります。
このように、気密性の基準であるC値についての考え方は異なるので、C値について理解しておきましょう。

2つ目は、断熱性能を表す数値で「Ua値」と呼ばれるものです。
「Ua値」は、室内と外の温度差が1度であるときに、外皮1平方メートルあたりどれほどの熱が出ていくか表したものです。
数値が小さいほど、断熱性が高いということになります。

次世代省エネ基準は、断熱性に関しては全国を8区分に分けて示していました。
気温が高い低いだけではなく、人口の多さも考慮した数値です。
機密性と同様に、数値の決め方はそれぞれなのでUa値についても理解しておきましょう。

□高気密高断熱住宅のメリットとは?

高気密高断熱住宅は、室内の温度を一定に保つだけではなく、健康面にも良い影響を与えます。

*ヒートショックの可能性が低くなる

ヒートショックとは、急激な温度変化で心臓発作や脳卒中が起こることです。
高気密高断熱住宅は、家全体を適温に保ち、部屋ごとの温度変化を小さくするのでヒートショックの可能性を低くします。

*アレルギー・感染症対策になる

高気密高断熱住宅は、従来の住宅と比べて、外の温度と湿度に影響を受けにくくなっています。
そのため、ダニやカビ、ウイルスの繁殖が少なくなるのです。
また外気が室内に入りにくくなっているので、花粉アレルギーの方も症状が軽減します。

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□まとめ

今回は、高気密高断熱住宅の基準とメリットについて解説しました。
機密性のC値と断熱性のUa値についてご理解いただけたでしょうか。
当社では、リフォームの相談をLINEでも承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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