「睡眠に快適な室内温度について知りたい」
「季節ごとの睡眠環境の整え方について知りたい」
お家の中で寝ている時に乾燥していたり、寒い、暑いなどを感じることがあると思います。
睡眠は毎日のことですので、家づくりにおいても快適な空間づくりを意識される方が多いです。
そこで今回は、睡眠における快適な室内温度と季節ごとの睡眠環境の整え方をご紹介します。
□睡眠に快適な室内温度とは？
睡眠の際に、どれくらいの温度だと快適だと感じられるのでしょうか？
私たちは、人生のうちの3分の1という時間を睡眠で過ごしています。
そのため、1年を通していつでも快適に眠れるというのが理想ですよね。
しかし、睡眠不足で悩む方も多いというのが現状です。
その理由のひとつが、季節による影響でしょう。
暑い夏や寒い冬はなかなか眠れませんよね。
それぞれの季節により外気温は大きく変化するため、寝室もその影響を受けます。
よって、快適に眠れる温度は季節によって異なります。
夏の場合は、28度以下が快適な温度です。
冬の場合は、10度が快適な温度です。
そのため、この温度を保つための環境をつくることが、快眠のポイントです。
□季節ごとの睡眠環境の整え方
具体的にどうすれば睡眠環境を整えれば良いのでしょうか？
睡眠の際にちょうど良い温かさを保つための要素は以下の6つです。
1つ目は、温度です。
2つ目は、湿度です。
3つ目は、気流です。
4つ目は、寝具量です。
5つ目は、着衣量です。
6つ目は、体質です。
重要なのは、この6つの要素をトータルで考えることです。
それでは具体的に、夏と冬の睡眠環境の整え方についてみていきましょう。
夏の場合は、湿度を40%から60%の範囲内にしましょう。
また、微風があると涼しく感じられますよ。
熱がこもりづらい寝具を選んだり、通気性の良い敷布団を活用したりしましょう。
体質によっては、着衣量も調節しましょう。
冬の場合は、湿度を50%以上に保ちましょう。
大切なのは、窓からくる冷気を遮断することです。
また、手の届くところに毛布やタオルケットを置いておき、体温調節がしやすいようにしておきましょう。
□まとめ
今回は、睡眠における快適な室内温度と季節ごとの睡眠環境の整え方をご紹介しました。
睡眠は各個人の体調によっても左右されますが、室温、湿度、お部屋の中の空調に関連することは家づくりで整えられる役目です。
価格の安さ、お洒落さだけではなく、実際に暮らすことを想定し、どのような暮らしがしたいのかを中心に家づくりを進めてください。
