木造住宅でも実現可能!災害に強い家にするために押さえておきたいポイントをご紹介!

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木造住宅でも実現可能!災害に強い家にするために押さえておきたいポイントをご紹介!

「地震などの災害に強いお家にしたいけれど、木造住宅でも大丈夫かな?」
このような疑問をお持ちの方は多いと思います。
木造住宅と言うと、古くから日本の住宅を支えてきたものではありますが、RC構造などと比べて弱いイメージがつきやすいです。
そこで今回は、災害に強い家にするために押さえておきたいポイントをご紹介します。

ドローンで撮影する家づくり

□災害に強い家を実現するには?

1つ目は、地震に強い土地を選ぶことです。
地震に強い土地を選ぶためには、軟弱な地盤と強固な地盤を見分ける必要がありますが、購入する際にこれを詳しく調査することは困難です。
そのため、以下のポイントに該当しない土地を選ぶようにしてください。
・川や湖などの水辺が近くにある
・土地周辺の道路に亀裂や陥没がある
・造成されて10年以内の土地
・ハザードマップなどで危険度が高い土地

2つ目は、家の形をシンプルなものにすることです。
凹凸の多い住まいよりも、箱型の真四角でシンプルな形のほうが縦、横の衝撃や揺れに強くなるので、災害に強い傾向にあります。
また、家の高さをなるべく低くしたり、屋根を軽くしたりすることも耐震性を高めることに繋がります。

3つ目は、構造計算を行うことです。
構造計算とは、「建物の安全性を確認する計算」です。
この計算によって、建物自体の重さを測った上で、地震や台風など予測できる負荷に耐えられるように、安全な構造を設計できます。

地震に強い四角い家

□災害から住まいを守る最新技術をご紹介!

災害から住まいを守るための最新技術を4つご紹介します。

1つ目は、テクノストラクチャー工法です。
この工法は、木造住宅の要となる梁(はり)と接合部を金属の部材で強化した耐震工法です。

2つ目は、耐力壁です。
この壁は地震の揺れに対して壁で支えます。
古くからある筋交いを使った構造は耐力壁の1つです。

3つ目は、耐震ダンパーです。
耐震ダンパーにはさまざまな種類があり、壁面に設置するものや柱と梁の接合部分に取り付けるタイプなどがあります。

4つ目は、免震装置です。
免震住宅では、ベタ基礎と建物の間に設置します。
地震によって発生する揺れを軽減するもので、非常に効果的な工法です。

この中でもコージーハウジングの住宅では、木造軸組み工法と耐力壁を組み合わせて、より揺れに強くする造りを採用しています。
災害への備えだけではなく、そこで暮らすための快適性など様々なことを同時に考えなければいけませんので、みなさんがどのような暮らしがしたいのかを一度洗い出して優先順位を決めるのもいいと思います。

□まとめ

今回は、木造住宅でも災害に強い家を実現することは可能であること、また災害にから住まいを守る最新技術をご紹介しました。
近年自然災害による被害が多発しています。
災害への強さ=安心となり、この先何十年も安心して暮らせることも求めておられる方が増えています。
みなさんの今後の生活スタイルも含めて、どのような暮らしがしたいのか一緒にとことん考えていきましょう。

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