一般的な日本の住宅の平均寿命は約30年と言われています。
ただ、今は技術が進歩していますので、より長く安心して暮らせるお家づくりが可能です。
では、どういったお家がより長持ちするのでしょうか?
実は取り入れる断熱材が関係しているのです。
そこで今回は、どのようなお家が長持ちするのか?長持ちすることと断熱材との関係を紹介します。
□断熱性能が高い家は長持ちする
長持ちするお家に通じるのは、断熱性能の高さです。
お家が様々な要因で日々経年変化を起こしていきます。
その中でもお家の性能を低下させる原因になるのが、結露です。
結露によって壁の内部に水滴が溜まってしまうと、カビが発生して構造材を腐食させる原因になります。
また、木造住宅の天敵であるシロアリは湿気の多い場所を好みます。
壁の内部や基礎部分にシロアリが集まってしまうと劣化が進んでしまいます。
このような問題を解決するのが、断熱性能の高さです。
*断熱の工法の違い
断熱の工法には、主に外張り断熱工法(外断熱)や充填断熱工法(内断熱)があります。
外張り断熱工法は、外側から全体を覆って断熱する工法です。
充填断熱工法は、壁や天井の中に断熱材を充填する工法です。
コージーハウジングでは、断熱性能を高めるために、断熱材にこだわり、長年様々な住宅に関わらせていただいた経験から「外張り断熱工法」、いわゆる「外断熱」を採用しています。
*外張り断熱工法は結露しにくい?
外張り断熱工法は、壁の外側に断熱材を取り付けているので温度差もなく、結露が発生しにくいという特徴があります。
一方、充填断熱工法では壁の内部で断熱しているので、家の中と外で温度差があり結露が発生する可能性があります。
□コージーハウジングで採用している断熱材「ネオマフォーム」とは?
コージーハウジングでは外断熱との相性の良い「ネオマフォーム」という断熱材を採用しています。
「ネオマフォーム」の特徴は、なんといってもトップクラスの断熱性能の高さです。
熱伝導率が低く、0.020W/(m・K)を実現しています。
空気の熱伝導率は0.0241で、一般的には熱を通しにくい部類に属します。
その空気よりもネオマフォームは熱伝導率が低いのです。
これにより、外がいくら暑くても室内にはその暑さの影響を受けないということです。
つまり、外が暑すぎて室内のエアコンがあまり効かないということがなくなります。
そして、高性能にも関わらず薄いことも外断熱に適しています。
外断熱工法では、実は断熱材の厚さが制限されるという唯一の弱点があるのです。
ネオマフォームはとても薄い厚さで高い断熱性能を発揮する素材です。
外断熱の弱点をなくし、相乗効果を生んでいます。
□まとめ
ここでは、断熱材と長持ちする家との関係、コージーハウジングで採用しているネオマフォームについて解説しました。
コージーハウジングでは、外張り断熱工法×ネオマフォームを組み合わせたお家を公開しています。
ぜひ一度モデルハウスへご来場ください。