「車庫を置かずとも車を停められるスペースを作りたい」
このような思いを叶えるのが「カーポート」です。
柱と屋根のみで作られる簡易的な車庫ですが、どのような効果があるのでしょうか。
そこで今回の記事では、カーポートのメリットやデメリットについて解説します。
□カーポートのメリットとは？
ここでは、カーポートのメリットを3つ解説します。
1つ目は、雨に濡れずに車を乗り降りできることです。
小さなお子様を車に乗せたり、大きな荷物を降ろしたりする際、両手がふさがっていると雨に濡れてしまいます。
しかし、カーポートがあれば、雨に濡れずとも玄関に行けるメリットがあります。
また、車の中も濡れにくくなるため、拭き掃除をする手間も省けるでしょう。
2つ目は、上空からの落下物を防げることです。
上から降ってくる鳥のフンやひょうなどを防げ、大事な車を綺麗な状態で保てるメリットがあります。
汚れない分、洗車にかける手間や費用も少なくできるので、それぞれの負担も軽減できるでしょう。
3つ目は、車内の暑さが軽減されることです。
夏場に車を外に置いている場合、乗る際に熱気にむせ返りそうになった経験がある方もいらっしゃるでしょう。
カーポートの屋根には、紫外線をカットする効果があることが多いので、車内の温度をぐっと低くできます。
また、車内のインテリアの変形や故障の原因となる、直射日光も防げます。
□カーポートのデメリットとは？
メリットがある一方で、いくつかのデメリットがあることも考慮しておく必要があります。
ここでは、カーポートのデメリットとともに、その対処法について解説します。
1つ目は、柱が邪魔になる可能性があることです。
平置きされた駐車スペースとは異なり、屋根を支えるための柱が設置されます。
この柱が、駐車や乗り降りをする際に邪魔になることがあります。
価格は少し高くなりますが、屋根を片側のみで支える屋根であれば、邪魔に感じることも少なくできるのでオススメです。
2つ目は、圧迫感が出ることです。
屋根の存在によって圧迫感を感じたり、カーポート周囲に日陰ができて玄関前が暗くなったりすることがあります。
そのため、柱や屋根材に明るい色を採用したり、遮光性の高い屋根材を使ったりすると良いでしょう。
また、屋根を高くすると光がたくさん入るようになり、圧迫感が軽減するのでオススメです。
□まとめ
今回は、カーポートのメリットやデメリットについて解説しました。
メリットだけではなく、デメリットがあることも理解した上で設置を検討されると良いでしょう。
コージーハウジングでは、家づくりに関する無料相談を行なっております。
何かお困りのことがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
