タンクレストイレとは、水を貯めておくタンクがないトイレのことを言います。
その仕組みから様々な部分まで、通常のトイレとは異なりますが、どのようなメリットがあるのでしょうか。
今回の記事では、タンクレストイレのメリットについて解説します。
デメリットについても解説するので、ぜひお役立てください。
□タンクレストイレのメリットとは？
タンクレストイレには、通常のトイレにはないようなメリットがたくさんあります。
ここでは、3つのメリットについて解説します。
1つ目は、節水効果が高いことです。
従来のタンク式トイレの場合、1回洗浄するごとに約13リットルもの水が使用されます。
一方でタンクレストイレの場合、1回約3.3リットルで済み、3分の1程度の水量で洗浄可能です。
年間15,000円ほど水道代の節約ができるので、お財布にも非常に優しいです。
2つ目は、デザイン性が高いことです。
幅や奥行き、高さなど、あらゆる要素が従来のトイレよりも一回り小さいです。
そのため、トイレ空間全体がスタイリッシュでスッキリとした印象になり、省スペースでおしゃれな空間になるでしょう。
3つ目は、お手入れが楽なことです。
こだわりを持っておしゃれな空間にしたとしても、水垢や汚れが目立っていては台無しです。
できるだけ綺麗に保ちたいものですが、タンクレストイレは通常のトイレよりも、設計段階で汚れにくい作りになっています。
素材だけでなく、形状に関してもお手入れしやすい作りになっているので、日々の手間が省けるのは嬉しいポイントです。
□タンクレストイレのデメリットとは？
メリットがある一方で、デメリットもあるので考慮して設置を考える必要があります。
ここでは、タンクレストイレのデメリットを2つ解説します。
1つ目は、別で手洗い場が必要になることです。
タンク付きの場合は、タンク上部に手洗い場が付いているタイプも存在しますが、タンクレストイレはその部分がありません。
そのため、別に手洗い場を作る必要がありますが、空間を広く使いたいと思いタンクレストイレを選んだ場合、逆に設置によって狭くなる可能性もあるので注意が必要です。
2つ目は、停電時に不便なことです。
タンクレストイレは、水道から水を出したり遮断したりする電磁弁を、電気で動かしています。
そのため、停電が起きた時に水が流れなくなってしまいます。
□まとめ
今回は、タンクレストイレのメリットやデメリットについて解説しました。
デメリットもしっかりと考慮した上で、タンクレストイレの設置を検討されると良いでしょう。
家づくりに関する質問がある方は、ぜひコージーハウジングまでお気軽にご相談ください。
