新築住宅をお考えの方必見!省エネ性能を評価する仕様基準について解説します!

新築住宅をお考えの方必見!省エネ性能を評価する仕様基準について解説します!

省エネ性能を評価するために、4つの評価方法が存在します。
その中でも、最も作業量の少ない評価方法として「仕様基準」があります。
仕様基準では、どのようなことに関する規定がされているのでしょうか?
今回の記事では、住宅の省エネ性能を評価するための仕様基準について解説します。

□仕様基準とは

仕様基準とは、平成28年4月に施行された告示「住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準」のことを指します。
ここでは、外皮の性能や開口部の性能、一次エネルギー消費量に関する規定がされています。

外皮の断熱性能等に関する基準としては、外皮の熱貫流率や断熱材の熱抵抗、構造熱橋部の基準があります。
開口部の断熱性能等に関する基準としては、開口部比率と熱貫流率や開口部の建具、付属部材、軒等の設置に関する基準があります。
一次エネルギー消費量に関する基準としては、暖房設備や冷房設備、全般換気設備、照明設備及び給湯設備の基準があります。

□省エネ住宅の種類とは

省エネ住宅は、仕組みや理念によっていくつか種類があります。
ここでは、省エネ住宅を2つ紹介します。

1つ目は、ZEHです。
ZEH(ゼッチ)とは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」を略したもので、家全体でのエネルギー収支をゼロにすることを目指した住宅を指します。
エネルギー収支をゼロにするために、住宅の高断熱化や省エネ化を進め、太陽光発電などの再生可能エネルギーを導入しているのがポイントです。

「省エネ」と「創エネ」を組み合わせ、住まいの年間一次エネルギーをおおむねゼロにすることを目指します。
メリットとしては、月々の光熱費を安く抑え、売電によって収入を見込める可能性もある点が挙げられます。
また、普段の快適さや災害時でも蓄電池によって困らないなどのメリットもあります。

2つ目は、スマートハウスです。
スマートハウスとは、loTを活用し、家電などの家庭機器を制御することで、エネルギーを効率よく利用する住宅を指します。

スマートハウスのエネルギーを管理するシステムをHEMS(ヘムス)と呼びます。
HEMSとは、「ホーム・エナジー・マネージメント・システム」を略したもので、外出先から家電のスイッチのオン・オフや、温度変更やタイマーの設定などができます。
機器ごとにエネルギーをどの程度消費しているのかを見られるので、無駄な電力を省くのに役立ちます。

□まとめ

今回は、住宅の省エネ性能を評価するための仕様基準について解説しました。
住宅の省エネ性能を高め、快適な暮らしを実現させましょう。
コージーハウジングでは、外断熱や全館空調など、快適に暮らすための家づくりを目指しています。
満足できる家づくりのためにも、疑問点などあればぜひご相談ください。

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