「ヒートショックから家族を守りたい」
せっかくのマイホームですので、ご家族皆さんの健康についてこのようにお考えの方は多いでしょう。
そこで今回は、ご年配の方にとって快適な室内温度はどれくらいなのか?ヒートショックの原因と対策について解説します。
□高齢者の方にとって最適な温度や湿度とは
温度や湿度をうまく調整しないと、夏には冷えすぎによる冷房病を引き起こしたり、冬には相対湿度の低下によるインフルエンザなどの蔓延が懸念されたりするでしょう。
温度についてですが、部屋によって温度が違い過ぎると心臓への負担が大きくなります。
そのため、室間温度差は5度以内にしましょう。
また、上下温度差についても考える必要があります。
床が冷たくなると、転倒しやすくなるため、事故が発生しやすくなります。
上下温度差は、プラスマイナス3度以内が推奨されています。
冷房を使用する際には、冷房病を防ぐため、室温が25度から28度になるように調整しましょう。
また、屋外との温度差を7度以内にしましょう。
湿度については、冬であれば40%以上を確保するようにしましょう。
そうでないと、かぜをひきやすくなってしまいます。
呼吸器粘膜が乾燥してしまうからです。
□ヒートショックの原因と対策について
皆さんは、ヒートショックという言葉をご存じでしょうか?
ヒートショックというのは、急激な血圧上昇によって失神してしまったり、時には命を落としてしまったりするものです。
急激な血圧上昇は、気温が低くなる場所と気温が高くなる場所の温度差によって起こります。
気温が低くなる場所は、浴室や脱衣所です。
浴槽の中は非常にあたたかいので、脱衣所との温度差に注意が必要です。
温度差への対策方法はなんなのでしょうか。
衣服を脱ぐような脱衣所や浴室には、小型の暖房機器を設けると良いでしょう。
また、トイレも寒くなりやすいため、暖房機器を設けましょう。
そのほかにも、床暖房を設けたり、断熱性が高い窓を設置したりするなどして、できるだけ温度のムラをなくしましょう。
そして、全館空調を設置していれば、お部屋全体の室温と湿度を最適にコントロールすることが可能です。
三菱のエアリゾートであれば、部屋ごとに調整することも可能ですので、家族それぞれの快適さを追求することができます。
□まとめ
今回は、ご年配の方にとって快適な室内温度はどれくらいなのか?ヒートショックの原因と対策について解説しました。
一般的な住宅だと寒い季節はかなり危険です。
最近も急激に寒くなりますので、ご家族皆さんの健康を考慮し、家中どこにいても快適に過ごせるお家が最適です。
ただ、家族みなさんが快適に過ごすためには様々なことを考えなければいけません。
ご家族皆さんが納得できるように家づくりについて一緒にとことん考えていきましょう。