「夏暑くて冬寒いのではなく、一年中快適に過ごせるお家にしたい」
このようにお考えの方は多いでしょう。
四季のある日本ならではの特殊な気候です。
せっかくのマイホームですので、夏涼しくて冬暖かい家に住みたいですよね。
そこで今回は、冬寒くて夏暑い家の原因と改善策をご紹介します。
□家の寒さや暑さが決まる要素とは
夏暑くて冬寒い家の特徴は何なのでしょうか?
それは、断熱性と気密性が低い状態です。
日本伝統の家は、ふすまや障子で家の中の空間が区切られていますよね。
そのため、気密性が低いです。
気密性が低いことによって、湿気がこもりにくいというメリットがあります。
湿気がこもりにくいことによって夏は過ごしやすいです。
しかし、冬には風が入りやすく、寒さを感じやすくなります。
一方で、欧米の伝統的な家は、壁でしっかりとおおわれていることが特徴であり、気密性が高いです。
そのため、暖房によって効果的に室内の温度を高められます。
しかし、夏は熱がこもりやすいため、暑さを感じやすいです。
以上のように、住宅のつくりによって気密性や断熱性には差が生じます。
気密性や断熱性に着目することで、暑さや寒さの問題を改善できそうですね。
以上が、家の寒さや暑さが決まる要素についてでした。
□夏暑くて冬寒い家の改善方法
ここまで、どのような理由で夏に暑く成り冬に寒くなるのかについて解説しました。
そこで続いては、この問題を改善するための方法について解説します。
実は、現代の家に置いて、暑さの原因のうちの7割、寒さの原因のうち5割が窓であるといわれています。
日本では、アルミサッシの窓が普及していますが、この素材の窓は熱が非常に逃げやすいです。
窓にこだわることで、改善できそうですね。
今回は窓に着目し、もう少し詳しく解説します。
大切なのは、窓の断熱性を向上させたり、断熱補強と気密性の確保を行うことです。
優れた性能を持っている窓として、真空断熱ガラス窓なども開発されています。
壁、天井、床への断熱性能だけでなく、断熱性能の高い窓も取り入れることによって、夏は外の暑さを家の中に入れず、冷房による冷たい空気を外へ逃しません。
また、冬は外の寒さを家の中に入れず、暖房による暖かい空気を外へ逃さなくなるのです。
このように高気密高断熱であれば、魔法瓶のようにお家が密閉された状態であるため、全館空調システムとの相性が良いです。
□まとめ
今回は、冬寒くて夏暑い家の原因と改善策をご紹介しました。
断熱性能、気密性能は1部屋でも低くなってしまってはお家全体の性能も下がってしまいます。
建材の能力を十分に発揮するのは工事を行う職人さんです。
しっかりと信頼できるパートナーと一緒に家づくりを行ってください。
信頼できる家づくりのパートナーをお探しの方は是非一度コージーハウジングにもご相談ください。