お家の寒さは万病の元!健康に過ごせる室内温度はどれくらい?

お家の寒さは万病の元!健康に過ごせる室内温度はどれくらい?

「お家の寒さ」には様々な健康リスクを抱えています。
若い頃だと気にし難いものですが、年々体には負担が蓄積されていき、徐々に体に現れてきます。
そこで、今からでも健康に快適に暮らせる家づくりを行い、長く健康で暮らせるように備えていただくことをおすすめしています。
今回は、お家の寒さが招く健康リスクと健康で長く快適に過ごせるための最適な室内温度をご紹介します。

健康に過ごせる室内温度

□寒い住宅はどのような健康リスクを及ぼす?

ここでは、寒い住宅にはさまざまな健康リスクがあること、また足元が寒い場合のリスクをご紹介します。

*室温18度未満の寒い住宅ではさまざまな健康リスクがある

2015年に出されたイングランド公衆衛生庁の指針では、18度未満になると徐々に循環器系疾患や呼吸器系疾患、低体温症などのリスクが生じると言われています。
また、WHOが策定した「住まいと健康に関するガイドライン」では、「室温は、寒さによる健康被害から居住者を守るために 十分高くなければならず、 寒い季節に安全な温度として18℃以上を提案する」と記載されています。

*足元が寒いと高血圧のリスクが上がる

国交省は住環境のスマートウェルネス住宅等推進事業調査の結果、床付近の室温が低い家では、さまざまな疫病・症状を有する人が多いことがわかりました。
その一例として、暖かい家に住んでいる方の高血圧の通院リスクを1とした際に、足元の寒い家に住んでいる方はリスクが1.51倍、全体が寒い家に住んでいる方はリスクが1.53倍であることがわかっています。

□健康に過ごせる室内温度とは?

家族の健康を守るためには、温度計をチェックしながら「室温18 ℃以上」を目安に、上手に暖房器具を活用して室内を暖かく保つようにしましょう。
エアコンの設定温度は「18度以上」になっているのに、温度計の室内温度がそれより下回っている場合、家の断熱性に問題がある可能性があります。

特に「窓」からは暖かい空気が逃げていってしまうため、断熱性を高めることが重要です。
厚手のカーテンや窓に断熱シートを貼るのも一つの方法ですが、内窓の設置や高断熱窓を設けることも重要です。
家づくりを検討される際には、ぜひ断熱性を意識した設計を心掛けてくださいね。

□まとめ

今回の記事では、お家の寒さが招く健康リスクと健康で長く快適に過ごせるための最適な室内温度をご紹介しました。
せっかくのマイホームですから、住設備や間取りだけではなく、今後も家族みんなが快適に、健康に暮らせるお家を追求してみてはいかがでしょうか?
コージーハウジングでは皆さんがとことん納得されるまでお付き合いいたします。
二人三脚で家づくりを進められるパートナーをお探しの方は是非一度お声掛けください。

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