2階建ての家に住んでおり、1階よりも2階の方が暑く感じることが多いという方もいらっしゃるでしょう。
1階よりも2階の方が熱がこもるのには、いくつか原因があることが考えられます。
そこで今回の記事では、2階に熱がこもる原因や対策について解説します。
□2階に熱がこもる原因について
1階と比較して2階に熱がこもる原因としては、主に3つ挙げられます。
以下では、3つの原因について詳しく解説します。
1つ目は、暖かい空気の性質です。
1階よりも高い位置にあるため、構造上熱が溜まりやすくなっています。
これは一般的な戸建てだけでなく、アパートやマンションでも同様のことが言えます。
上の階に行けば行くほど、夏場は暑くなりやすい傾向にあります。
2つ目は、ベランダからの照り返しです。
ベランダから日光が照り返されることで、室内の温度が上がっていることも原因として考えられます。
3つ目は、屋根に熱が溜まることです。
屋根に溜まった熱は、瓦や鋼板などの屋根材が大きく関係します。
輻射熱（ふくしゃねつ）と呼ばれる、日差しによって屋根が熱くなり、その熱が天井裏に溜まって2階の温度を上昇させる現象によるものです。
また、壁に断熱材を使用している場合は、部屋の温度が下がりにくいこともあります。
□簡単にできる暑さ対策について
熱くなりやすい2階には、寝室や子供部屋など、過ごす時間の長い部屋もいくつか存在するでしょう。
暑さを和らげるためにも、簡単にできる暑さ対策について解説します。
対策としては、以下のようなことを試してみてください。
・空気の通り道をたくさん作る
・カーテンで日光を遮る
・窓の外側にすだれをつける
・遮光シートを用いる
先ほどご紹介したように、2階は暖かい空気は溜まりやすいので、外へ空気を逃がすような工夫が大切です。
簡単にできることとしては換気をしたり、部屋の窓・ドアを開けたりするだけでも効果があります。
また、日光を遮るために、カーテンはできるだけ閉めておくと良いでしょう。
遮光カーテンを活用するのがオススメで、窓に貼るタイプの遮光シートも販売されているので、試してみることをオススメします。
□まとめ
今回の記事では、2階に熱がこもる原因や対策について解説しました。
部屋を快適な温度で保つために、断熱性を高める対策もあるので、家づくりの段階から考えておくと良いでしょう。
コージーハウジングでは、断熱等級の高い家づくりで、年中快適な気温を保ちます。
新築をお考えの方は、ぜひご相談ください。
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