注文住宅を検討中の皆さんは、ランドリールームのことをご存知でしょうか?
そもそもランドリールームとサンルームの違いがわからない方もおられると思います。
両者にはそれぞれのメリットとデメリットがあるため、把握して選択する必要があります。
そこで今回は、ランドリールームとサンルームの違いと、注意点について解説します。
□サンルームとの違いとは?メリットとデメリットも合わせてご紹介
ランドリールームは、洗濯に関与する家事をするための部屋のことです。
その魅力は洗濯にまつわる作業が一室ですべて行える点です。
それゆえ、洗濯家事の効率が向上します。
よくランドリールームとサンルームが比較されます。
サンルームは壁や屋根をガラス張りにすることによって日光が入るようにした部屋のことです。
洗濯物を干すだけでなくて採光や寛ぐ場としても利用されています。
ランドリールームのメリットは、天気の悪い日でも干せること、外気から汚染を守れること、洗濯関連の家事が楽になることが挙げられます。
自分が楽になるだけではなくて、外部要因を考える必要がなく、ランドリールームで洗濯物関連が完了するのは嬉しいですよね。
対して、デメリットは、建築コストがアップすることです。
電気配線が増えたり、内装工事をしたりするため、費用がかかります。
また、独立した部屋にこもって作業することです。
LDKで家族の気配を感じながら家事をしたい方も多いと思います。
そのような方には向いていないかもしれません。
□ランドリールームを設置する際の注意点について
実際にランドリールームを設けてから失敗したと思わないためにも注意点を3つ解説します。
まず、日当たりだけではなくて風通しも考慮することです。
採光性ばかりに目が行きがちの方もいらっしゃると思います。
しかし、ランドリールーム では風通しを考えて窓を2カ所以上に設けると良いです。
窓の大きさよりも風が抜ける配置にこだわるようにすると良いです。
続いて、出入り口は扉ではなくて、引き戸にすることです。
開けっぱなしにすると風が通しやすいです。
また、ランドリーバケットなども持ったまま出入りできると楽です。
最後に、物干しポールは風に当たる場所・角度を選ぶことです。
湿度が高い日を鑑みて、換気扇や除湿機を検討するのもありです。
エアコンがあれば、夏場はアイロンがけをさらに快適にできます。
□まとめ
今回は、ランドリールームとサンルームの違いと、注意点について解説しました。
ランドリールームは、効率が良く家事ができ、天候にも左右されません。
注文住宅をお考えの方で家事、育児、お仕事をバランス良く取り組めるようにしたいという方はぜひ検討してみてください。