これからしばらく寒い季節が続きます。
寒くて乾燥するのでいろいろな病気が流行していきますよね。
今回は、健康面を考慮し、寒い冬の季節でも健康で快適に暮らせる室温と湿度はどれくらいなのか?、どのようにすればマイホームで実現できるのかに着目します。
□冬のお家の中の適切な温度と湿度はどれくらい?
一般的に冬の室内で、快適だと感じる温度は「18~22度」だと言われています。
ただ、お家の中で感じる体感温度と温度計の温度は違うことがあります。
一般的には体感温度=(壁、床、天井の平均温度+室温)÷2くらいだと言われています。
例えば、外気温が0度で室温全体が25度あったとしても、壁、床、天井の表面の温度が10度という場合もあります。
その場合先ほどの式に当てはめてみると体感温度は17.5度くらいだということになります。
壁、床、天井付近は外気と近いため、一般的な住宅では温度が低いことが多いです。
そのため暖房で室温全体では20度以上であっても、なんとなく「肌寒い」と感じてしまうのです。
そして、一方適切な湿度は「45%~65%」だと言われています。
湿度は高ければ高いほど良いというわけではありません。
湿度40%を下回るあたりからインフルエンザウイルスの感染力が高まると言われています。
逆に70%くらいまでになると、今度はお家自体が湿気てしまいカビの発生率が高まり、ダニの繁殖が加速してしまいます。
そのため、45%~60%くらいの湿度が病原菌、カビの繁殖を抑えるバランスの取れた適切な湿度なのです。
□高気密高断熱×全館空調で一年中最適な温度と湿度へ
では、どのようにしてマイホーム内の温度と湿度を適切に保てるのでしょうか?
様々な選択肢はありますが、コージーハウジングでは高気密高断熱住宅で全館空調システムを取り入れることが、今後30年、40年と長い期間ずっと一年中お家の中を最適な温度と湿度に保つことができる方法だと考えています。
その理由は、お家の中の適切な換気計画も必要だからです。
住宅には24時間換気が義務付けられており、必ず一定の頻度で室内の換気が行われます。
その場合、高気密高断熱の性能だけだと、せっかく外からの熱を遮っているにもかかわらず換気システムから空気が出入りします。
そうすると、高気密高断熱の性能を十分に発揮できないことが多く、お家の中が快適に保たれません。
逆に24時間換気の電源をオフにすると、部屋の中が籠ってしまって息苦しくなってかえって体調を崩す原因になります。
そこで全館空調システムだと、室内の温度と湿度を保ったまま、室内に新鮮な空気を循環させることが可能です。
お家自体が密閉されているので壁、窓、天井から無駄な空気の出入りがありませんので、全館空調システムで全部屋の室内環境を一括して管理することができます。
そうすることで、家のどこにいても快適さが保たれて、寒い冬の季節でも温度や湿度を細かく操作する手間もかからなくなります。
□まとめ
今回は、健康面を考慮し、寒い冬の季節でも健康で快適に暮らせる室温と湿度はどれくらいなのか?、どのようにすればマイホームで実現できるのかをご紹介しました。
モデルハウスや完成見学会でないと、室内の温度や湿度は建ててみないとわかりません。
コージーハウジングではそういった方のために一度モデルハウスに見学に来ていただき、高気密高断熱と全館空調を組み合わせたお家を体感していただいています。
ちょうど今からの季節は外と室内での違いを実感していただきやすいですので、是非一度お越しください。