マイホームは建てて終わりではありません。
マイホームを建ててからが本当の始まりです。
始まるものとしては、月々のお金です。
よくマイホームを建てる費用をイニシャルコスト(初期費用)、建てた後に支払う費用をランニングコスト(継続してかかる費用)と言います。
イニシャルコストを抑えるとマイホームにかかる費用も抑えられるのではないかと思われる方が多いです。
しかし、マイホームは30年、40年と長く暮らすものですよね。
長く暮らせば暮らすほどランニングコストで差が出てしまい、イニシャルコストとランニングコストを合わせたトータルコストが大きく変わってしまいます。
バランスが大切ですが、イニシャルコストを抑えることを考えるのではなく、ランニングコストを抑えるために何が必要なのかを考えていただくのも家づくりのポイントだと考えています。
そこで今回は、ランニングコストがかからないお家はどんな家なのか?どのようにすればランニングコストがかからない家づくりができるのかをご紹介します。
□お家にかかるランニングコストの項目
マイホームを建てた後継続的にかかるコストとして主に下記の項目が挙げられます。
- 固定資産税などの税金関連
- 月々の光熱費
- 火災保険などの各種保険
- 外壁の塗り替えなどの定期的なメンテナンス費用
お住まいになる地域によって補助制度も違いますし、お子さんがおられるご家庭の場合、今後の教育費もかかるかと思います。
皆さんでコントロールできるものもあればそうでないものもあります。
この中で家づくりの際に比較的コントロールできるものが月々の光熱費です。
ランニングコストの中でも月々の光熱費はどのようにすれば抑えられるのでしょうか?
□月々の光熱費を抑えるには高気密高断熱がポイント
家づくりで月々の光熱費を抑えるためには、ズバリ「高気密高断熱」のお家にすることです。
光熱費の中でも特に電気代の節約につながります。
高気密高断熱のお家は、言うならば魔法瓶のようなお家です。
お家の中の隙間を限りなく0に近づけ、窓や壁などから伝わる外の温度変化の影響を可能な限り遮ることで、お家の中の冷暖房効率を格段に高めることができます。
一般的なお家だと、窓を閉め切って冷暖房をつけてお部屋の中を温度調整していても、お家の中の小さな隙間、壁、窓から外の気温が出入りしていきます。
例えば、12月の寒い冬に、お家を閉め切って暖房をつけているのになかなか暖かくならないという経験はありませんか?
これはお家の中の暖房で温めた空気が外に漏れ出ているのと、壁や窓を伝って外の寒い空気が家の中に伝わっているのです。
そうすると、部屋の中をずっと温め続ける必要があるので、電気のエネルギーがフル稼働している状態を続けなければいけません。
一方高気密高断熱のお家だと、魔法瓶のようにお家の中が密閉されて、外からの温度変化の影響がありませんので、一度最適な温度になったら、あとは保つために少ないエネルギーで稼働でき、必要なエネルギー量が減るので余計な電気代がかかりません。
日本は四季がありますので、冬だけでなく夏にも似たように部屋を冷やすために冷房の力が必要になります。
このようなフル稼働し続けるような冷暖房の使い方をしている余分なエネルギーに使う電気代がかかり、30年、40年と長く高い電気代を払い続けることになります。
□まとめ
今回は、ランニングコストがかからないお家はどんな家なのか?どのようにすればランニングコストがかからない家づくりができるのかをご紹介しました。
高気密高断熱のお家は寒い冬、暑い夏だからこそ良さを感じるポイントです。
今からの季節だと高気密高断熱のお家の良さを感じていただけるちょうど良いタイミングです。
ぜひコージーハウジングのモデルハウスへ体感しに来てください!