断熱材の中でもどの断熱材が一番良いのか様々な意見があります。
住宅の快適さを保つためには、断熱材の性能の良さも重要です。
そこで今回は、コージーハウジングが考える最強の断熱材は何か？を回答します。
□そもそも断熱材の仕組みとは？
断熱とは、熱が物を通してや、空気の流れによって伝わることを防ぐことを言います。
固体は、固体自体を通して熱が伝わり、気体は空気の流れで熱が伝わります。
金属やコンクリートは、固体であるため熱伝導率が高くなります。
内部に気体を含ませることで熱が伝わることを防いでいます。
冬に部屋が寒くなるのは、熱伝導が原因です。
よって、使用する建築材料を断熱により熱伝導を防げば、光熱費を抑えられます。
建物材料の代表例は「繊維系の断熱材」、「プラスチック系の断熱材」、「発泡系の断熱材」などが挙げられます。
繊維系は、繊維の隙間に空気を含ませることで断熱効果が高くなります。
なお、細かい繊維で密度が高いほど断熱効果が高いです。
プラスチック系は、断熱材の中に含まれる空気で熱伝送を防ぎます。
発泡系ですと、天然素材であるコルクのような断熱材になります。
□コージーハウジングが考える最強の断熱材を解説します！
コージーハウジングが考える最強の断熱材は、「ネオマフォーム」です。
工法によって相性の違いはあるかと思いますが、コージーハウジングで採用している外断熱と全館空調と耐震性能の高さを実現するためには、断熱材にネオマフォームを使用することが最適だと考えています。
その理由の一つが、断熱性能そのものの高さです。
ネオマフォームは断熱材の中でもトップクラスの性能の高さで、性能の高さを表す熱伝導率では、他の断熱材よりも突出して低い数値を計測しています。
※熱伝導率は数値が低ければ低いほど性能が良いとされています。
熱の伝わり方には、伝導(物質の中に熱が伝わる)、対流(熱を蓄えた気体液体が他の物質に熱を与える)、輻射(電磁波で物質から物質へ熱を伝える)の3種類あります。
ネオマフォームには、髪の毛の太さほどの細かな気泡が詰まっており、この微細な気泡によって熱の移動を少なくし、熱を伝わりにくくしています。
これだけではなく、ネオマフォーム自体の薄さも特徴の一つです。
ネオマフォームはめちゃくちゃ薄い素材なのです。
外断熱という工法はお家を囲うように断熱材を敷き詰めていきます。
そうするとどうしても外壁部分が分厚くなってしまうのですが、ネオマフォームはそうなりません。
そして断熱性能が突出して高いので、外壁材の性能が低くても、ネオマフォームが効果を発揮してお家の中を快適に保ってくれます。
このようにそもそもの性能の高さと素材の薄さを両立していることから、ネオマフォームが最強の断熱材ではないかと考えています。
□まとめ
今回は、断熱材の仕組みとコージーハウジングが考える最強の断熱材を紹介しました。
モデルハウスに来ていただくと本当に違いを感じていただけます。
最近は寒い日が多いですからより一層暖かさを感じていただけますので、ご興味がございましたら是非一度モデルハウスにお越しください。
