皆さんは、ヒートショックの仕組みについてご存知でしょうか?
ヒートショックは住宅内の温度差によって血圧が変動し、失神や心筋梗塞などの悪影響を及ぼす恐れがあります。
それゆえ、生活環境を改善して未然に防ぐ必要があります。
そこで今回は、ヒートショックの仕組みと予防法について詳しく解説します。
□ヒートショックの仕組みとは?
寒い日に暖房の効いた部屋から脱衣所やトイレに行く際に、「ぞくっ」と震えた経験はないでしょうか。
それは、ヒートショックのシグナルになります。
急激な温度差によって血圧が大きく変動することで、湿疹や心筋梗塞などを引き起こします。
その結果、身体に悪影響を及ぼしてしまいます。
日常生活において、温度差がある場所へ移動するだけで命を落とすことにつながる大変怖い現象になります。
さらに厄介なのは、ヒートショックは浴室のみの現象ではありません。
温度差があるようなトイレや廊下でも同様の現象が起こる可能性があります。
ヒートショックが起こると浴室内で意識を失い、最悪の場合には溺死する恐れもあります。
□ヒートショックの予防法について解説します!
ここでは、ヒートショックを防ぐ方法を入浴中とトイレの場合で解説します。
*入浴中のヒートショックの予防法とは?
まず1つ目は、入浴前と入浴後に水分補給をすることです。
入浴時には汗をかきます。
それゆえ、体内の水分が減少して血液がドロドロになってしまいます。
その状態では、血栓ができやすくなってしまい、脳梗塞や心筋梗塞が生じる可能性が高まります。
2つ目は、お酒を飲むなら入浴後にすることです。
飲酒後は、血管が拡張して血圧低下を引き起こします。
それゆえ、体の反応も低下して転倒しやすくなります。
危険性が高まるため、飲酒後の入浴は控えましょう。
*トイレでのヒートショックの予防法とは?
1つ目は、寝室はトイレ付近にすることです。
高齢者の方は夜中に頻繁にトイレに行く傾向にあります。
それゆえ、寒い廊下を歩いてトイレに行くだけでも心臓には負担がかかっています。
できるだけ、寝室はトイレ付近に設置すると良いでしょう。
2つ目は、トイレ付近に暖房を設置することです。
浴室や脱衣所と同様に、トイレも小さな個室です。
それゆえ、寒い空間になっています。
現在は、暖房道具が豊富に揃っているため、それらを活用してトイレ付近を暖める工夫をしましょう。
□まとめ
今回は、ヒートショックの仕組みと予防法について詳しく解説しました。
お家の中の温度差をなくすことが長く家族皆さんが健康に安心して暮らせるポイントだと考えています。
コージーハウジングのお家は、全ての部屋の温度を均一に、快適に保つことにこだわっています。
健康面でも安心して暮らせるお家にご興味がございましたら一度ご相談ください。